2026年のFIFAワールドカップは、アメリカ・カナダ・メキシコが共同開催する史上最大規模の大会。48カ国が参加し、試合数も移動距離もこれまでにないスケールになります。
今回は、日本代表がグループE・ポット2に入った場合を想定し、
- 予選スケジュール
- 1位通過と2位通過それぞれの決勝トーナメントルート
- 都市・会場・移動距離・移動費
を旅行者目線でまとめました。
📅 グループE予選スケジュール(日本=E2想定)
グループEは北米西部エリアが舞台。涼しいカナダ・西海岸都市での試合が多く、気候的にも観戦しやすいのが特徴です。
節 | 日付 | 対戦相手(仮) | 会場 | 都市・国 |
---|---|---|---|---|
第1節 | 6/15(月) | E1(例:北中米代表) | BC Place | バンクーバー 🇨🇦 |
第2節 | 6/21(日) | E3(例:欧州代表) | Lumen Field | シアトル 🇺🇸 |
第3節 | 6/27(土) | E4(例:アジアorアフリカ代表) | Levi’s Stadium | サンタクララ(サンフランシスコ近郊)🇺🇸 |
💡 旅行メモ
- バンクーバーとシアトルは陸路移動も可能(バスで約4時間)。
- サンタクララはシリコンバレーの中心、サンフランシスコ観光もセットで楽しめます。
- 比較的短距離移動が多く、試合間に観光日を入れやすい。
🏆 E組1位通過(E1)の場合
西部から中部、そして東海岸へと進むルート。序盤は涼しく快適、後半は移動距離が長めになります。
ラウンド | 日付 | 対戦相手 | 会場 | 都市・国 | 移動距離/時間 | 概算移動費 |
---|---|---|---|---|---|---|
ラウンド32 | 7/2(木) | C/D/F/H/L の3位 | Lumen Field | シアトル 🇺🇸 | サンタクララ→シアトル:約1,100km/約2h | 約1.5〜2万円 |
ラウンド16 | 7/7(火) | R32勝者 | Levi’s Stadium | サンタクララ 🇺🇸 | 約1,100km/約2h | 約1.5〜2万円 |
準々決勝 | 7/11(土) | 勝者同士 | Gillette Stadium | ボストン 🇺🇸 | 約4,300km/約6h | 約5〜6万円 |
準決勝 | 7/15(水) | 勝者同士 | Mercedes-Benz Stadium | アトランタ 🇺🇸 | 約1,500km/約2.5h | 約2〜2.5万円 |
決勝 | 7/19(日) | 優勝決定戦 | MetLife Stadium | ニュージャージー 🇺🇸 | 約1,200km/約2.5h | 約2〜2.5万円 |
総移動距離:約9,200km
航空費目安:約13〜15万円
✨ 旅行ポイント
- 序盤は西海岸滞在が多く、移動負担が軽め。
- 準々決勝以降は一気に東へ移動するので、体力と時差調整を意識。
🥈 E組2位通過(E2)の場合
2位通過だと、ラウンド32から東部中心のルートになり、長距離移動が増えます。
ラウンド | 日付 | 対戦相手 | 会場 | 都市・国 | 移動距離/時間 | 概算移動費 |
---|---|---|---|---|---|---|
ラウンド32 | 6/28(日) | D組1位 | AT&T Stadium | ダラス 🇺🇸 | サンタクララ→ダラス:約2,350km/約4h | 約3〜4万円 |
ラウンド16 | 7/4(土) | 勝者同士 | NRG Stadium | ヒューストン 🇺🇸 | 約385km/約1h | 約1万円 |
準々決勝 | 7/9(木) | 勝者同士 | Hard Rock Stadium | マイアミ 🇺🇸 | 約1,500km/約3h | 約2.5万円 |
準決勝 | 7/14(火) | 勝者同士 | MetLife Stadium | ニュージャージー 🇺🇸 | 約1,750km/約3h | 約3万円 |
決勝 | 7/19(日) | 優勝決定戦 | MetLife Stadium | ニュージャージー 🇺🇸 | ― | ― |
総移動距離:約7,985km
航空費目安:約11〜13万円
✨ 旅行ポイント
- 南部〜東海岸を巡るルートで、都市ごとに気候が大きく変わる。
- ダラス・ヒューストン・マイアミは真夏日続きなので暑さ対策必須。
E組ルート比較まとめ
順位通過 | ルートの特徴 | 移動距離 | 航空費目安 |
---|---|---|---|
1位通過 | 西部滞在が長く移動負担軽め | 約9,200km | 約13〜15万円 |
2位通過 | 南部〜東部への長距離移動 | 約7,985km | 約11〜13万円 |
観戦旅行アドバイス
- 周遊航空券の活用
「バンクーバーIN→ニューヨークOUT」など一筆書きルートがおすすめ。 - 気候対策を忘れずに
西部の涼しさから南部の猛暑まで、服装と水分補給の準備を。 - 宿泊はキャンセル無料で押さえる
バンクーバー・ニューヨーク・マイアミは需要集中エリアです。
まとめ
グループEは西部エリアが中心で、1位通過なら移動が楽、2位通過なら南部〜東部の旅を満喫できます。
どちらにせよ、観戦と観光のバランスが取りやすい組なので、抽選後すぐに航空・宿泊を押さえるのが成功のカギです。