2026年FIFAワールドカップは、アメリカ・カナダ・メキシコの3カ国共同開催。史上最多の48カ国が出場し、試合数も観戦旅行の移動距離もこれまでにない規模になります。
今回は、日本代表がグループI・ポット2に入った場合を想定して、予選から決勝トーナメントまでのルートを旅行者目線でご紹介します。
「どこに泊まればいい?」「移動は大変?」という疑問に答える完全ガイドです。
📅 グループI予選スケジュール(日本=I2想定)
グループIはカナダ西部+アメリカ西海岸が舞台。比較的移動距離が短く、気候も涼しめで観戦しやすいグループです。
節 | 日付 | 対戦相手(仮) | 会場 | 都市・国 |
---|---|---|---|---|
第1節 | 6/14(日) | I1(例:北中米代表) | BC Place | バンクーバー 🇨🇦 |
第2節 | 6/20(土) | I3(例:欧州代表) | Lumen Field | シアトル 🇺🇸 |
第3節 | 6/26(金) | I4(例:アジアorアフリカ代表) | Levi’s Stadium | サンタクララ(サンフランシスコ近郊)🇺🇸 |
💡 旅行メモ
- バンクーバー→シアトルは陸路移動も可能(車・バスで約4時間)。
- サンタクララはシリコンバレーの中心地。サンフランシスコ観光と組み合わせられる。
- 西海岸に絞られているため、観戦旅行としては負担が小さい。
🏆 I組1位通過(I1)の場合
首位突破すると、西部から中部・南部へと移動していくルートになります。
ラウンド | 日付 | 対戦相手 | 会場 | 都市・国 | 移動距離/時間 | 概算移動費 |
---|---|---|---|---|---|---|
ラウンド32 | 6/30(火) | C/E/G/H/L の3位 | Levi’s Stadium | サンタクララ 🇺🇸 | ―(同都市) | ― |
ラウンド16 | 7/6(月) | R32勝者 | Lumen Field | シアトル 🇺🇸 | 約1,300km/約2.5h | 約2万円 |
準々決勝 | 7/11(土) | 勝者同士 | AT&T Stadium | ダラス 🇺🇸 | 約2,700km/約4.5h | 約4〜5万円 |
準決勝 | 7/15(水) | 勝者同士 | Mercedes-Benz Stadium | アトランタ 🇺🇸 | 約1,300km/約2.5h | 約2万円 |
決勝 | 7/19(日) | 優勝決定戦 | MetLife Stadium | ニュージャージー 🇺🇸 | 約1,200km/約2.5h | 約2〜2.5万円 |
総移動距離:約6,500km
航空費目安:約10〜12万円
✨ 旅行ポイント
- 予選〜R32までは西海岸で観戦できるため滞在効率が良い。
- 準々決勝以降は一気に中部〜東部へ飛ぶので、移動計画が重要。
🥈 I組2位通過(I2)の場合
2位通過だと、いきなり東部へ飛ぶルートになり、移動がかなり多くなります。
ラウンド | 日付 | 対戦相手 | 会場 | 都市・国 | 移動距離/時間 | 概算移動費 |
---|---|---|---|---|---|---|
ラウンド32 | 7/2(木) | H組1位 | MetLife Stadium | ニュージャージー 🇺🇸 | サンタクララ→NY:約4,100km/約6h | 約5〜6万円 |
ラウンド16 | 7/7(火) | 勝者同士 | Lincoln Financial Field | フィラデルフィア 🇺🇸 | 約150km/陸路1h | 約0.5万円 |
準々決勝 | 7/11(土) | 勝者同士 | NRG Stadium | ヒューストン 🇺🇸 | 約2,500km/約4h | 約3〜4万円 |
準決勝 | 7/14(火) | 勝者同士 | Hard Rock Stadium | マイアミ 🇺🇸 | 約1,500km/約3h | 約2.5万円 |
決勝 | 7/19(日) | 優勝決定戦 | MetLife Stadium | ニュージャージー 🇺🇸 | 約1,750km/約3h | 約2〜2.5万円 |
総移動距離:約10,000km
航空費目安:約15〜18万円
✨ 旅行ポイント
- 西海岸から東部への長距離移動で体力消耗が大きい。
- ただしフィラデルフィアやニューヨークなど観光地が多い都市を回れるのは魅力。
I組ルート比較まとめ
通過順位 | ルートの特徴 | 移動距離 | 航空費目安 |
---|---|---|---|
1位通過 | 西部滞在が長く観戦効率◎ | 約6,500km | 約10〜12万円 |
2位通過 | 西から東へ大移動、体力勝負 | 約10,000km | 約15〜18万円 |
観戦旅行アドバイス
- 西部ルートならシアトル&サンフランシスコ観光を組み込む
予選〜R32までは西海岸拠点に滞在可能。 - 2位通過なら東部のホテルは早めに確保
ニューヨーク・フィラデルフィアは価格高騰が必至。 - 移動は周遊チケットで
「バンクーバーIN→ニューヨークOUT」など一筆書きで効率化。 - 気候差に注意
バンクーバーは涼しいが、ヒューストン・マイアミは酷暑。服装と体調管理が鍵。
まとめ
グループIは西海岸に集中的に試合が割り当てられているため、日本にとっては観戦旅行がしやすい組。
1位通過なら西部中心の快適ルート、2位通過なら一気に東へ飛ぶタフなルートになります。
どちらにせよ観光都市も多く、観戦+旅行を楽しめるのが魅力です。
組み合わせ抽選(2025年12月)を待ち、確定次第すぐに動けるよう今から計画を立てておきましょう!