日本にとって観戦旅行しやすいグループランキング
2026年のFIFAワールドカップはアメリカ・カナダ・メキシコの3カ国共同開催。
48カ国・史上最大規模の大会では、「どのグループに入るか」で観戦旅行のしやすさが大きく変わります。
この記事では、A〜L組までの全シナリオを比較し、旅行者目線で観戦しやすいグループランキングを発表します。
🏅 第1位:グループH(東海岸集中)
- 予選地:ニューヨーク(NJ)、ボストン、フィラデルフィア
- 特徴:3試合すべて東海岸で、電車移動も可能。ニューヨーク拠点で観戦・観光を両立できる。
- 移動距離(1位通過ルート):約6,400km
- 観光相性:★★★★★(NY・ボストン・フィラデルフィア)
💡 ポイント
1位通過なら南部へ、2位通過なら西海岸へ飛ぶ必要があるが、予選が抜群に観戦しやすい。
🥈 第2位:グループJ(カナダ東部+北東部)
- 予選地:トロント、ボストン、ニューヨーク
- 特徴:カナダとアメリカ北東部に集中。観戦+都市観光が両立できる理想ルート。
- 移動距離(1位通過ルート):約5,600km(最短クラス)
- 観光相性:★★★★★(トロント・NY・ボストン)
💡 ポイント
1位通過ならNYを拠点に予選〜準々決勝まで滞在できる。
2位通過は全米横断でタフになるが、都市観光は豊富。
🥉 第3位:グループI(西海岸集中)
- 予選地:バンクーバー、シアトル、サンタクララ
- 特徴:西海岸に集中。気候が涼しく快適で観光もしやすい。
- 移動距離(1位通過ルート):約6,500km
- 観光相性:★★★★☆(バンクーバー・シアトル・サンフランシスコ)
💡 ポイント
1位通過なら西海岸滞在が長く、旅行効率◎。
2位通過だと東部まで飛ぶ必要があり移動が一気に増える。
第4位:グループK(テキサス+東部)
- 予選地:ダラス、ヒューストン、カンザスシティ
- 特徴:1位通過なら全米横断、2位通過なら東部集中。
- 移動距離:1位約10,000km/2位約4,900km
- 観光相性:★★★☆☆
💡 ポイント
テキサスが起点になるため暑さ対策は必須だが、2位通過ルートなら東部中心で観戦しやすい。
第5位:グループA(メキシコ+南部)
- 予選地:メキシコシティ、アトランタ、モンテレイ
- 特徴:開幕戦の可能性あり。メキシコと南部を巡る異文化ルート。
- 移動距離(1位通過ルート):約6,450km
- 観光相性:★★★☆☆(メキシコ観光好きには◎)
💡 ポイント
メキシコを体験できる唯一の組。観光的には楽しいが、治安面で注意も必要。
第6位:グループG(南部+東部)
- 予選地:アトランタ、マイアミ、フィラデルフィア
- 特徴:1位通過なら効率的、2位通過なら大移動。
- 移動距離:1位約4,400km/2位約9,900km
- 観光相性:★★★★☆(マイアミ・NY観光◎)
💡 ポイント
1位通過なら快適ルート。2位通過だと全米横断でハードモード。
第7位:グループL(西部+メキシコ)
- 予選地:ロサンゼルス、モンテレイ、サンタクララ
- 特徴:1位通過なら西部滞在長めで効率良し、2位通過は大横断。
- 移動距離:1位約6,500km/2位約10,200km
- 観光相性:★★★★☆(LA・SF観光に最適)
💡 ポイント
ロサンゼルス発着にできる点で旅行者には人気の可能性大。
第8位以下(やや移動多めの組)
- グループB・C・D・E・F
→ 予選から広範囲に散らばることが多く、移動距離が増えやすい。
特に2位通過ルートは東西を横断するケースが多く、観戦旅行としてはタフ。
✈️ 各グループ別 移動距離・航空費まとめ(日本代表想定)
グループ | 1位通過ルートの移動距離 | 1位通過 航空費目安 | 2位通過ルートの移動距離 | 2位通過 航空費目安 | コメント |
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A組 | 約6,450km | 約10〜12万円 | 約7,900km | 約12〜14万円 | メキシコ&南部中心。異文化観戦が魅力。 |
B組 | 約7,200km | 約11〜13万円 | 約10,500km | 約15〜17万円 | ロサンゼルス含む可能性あり、移動はやや多め。 |
C組 | 約7,000km | 約11〜13万円 | 約11,000km | 約16〜18万円 | 中部〜西部広範囲。2位通過はタフ。 |
D組 | 約6,800km | 約10〜12万円 | 約10,200km | 約15〜17万円 | 中西部・南部中心。移動は多め。 |
E組 | 約6,600km | 約10〜12万円 | 約9,800km | 約14〜16万円 | 北部と南部を往復する構成。 |
F組 | 約6,450km | 約10〜12万円 | 約5,200km | 約9〜11万円 | 1位通過はアトランタ滞在長めで快適。 |
G組 | 約4,400km | 約8〜9万円 | 約9,900km | 約15〜18万円 | 1位通過なら効率的、2位通過は全米横断。 |
H組 | 約6,400km | 約10〜12万円 | 約14,300km | 約18〜21万円 | 予選が東部集中で最も観戦しやすい組。 |
I組 | 約6,500km | 約10〜12万円 | 約10,000km | 約15〜18万円 | 西海岸集中。観光相性◎。 |
J組 | 約5,600km | 約9〜11万円 | 約10,600km | 約15〜18万円 | 1位通過ならNY拠点で観戦効率最高。 |
K組 | 約10,000km | 約15〜17万円 | 約4,900km | 約9〜11万円 | 2位通過なら東部集中で楽、1位通過は大横断。 |
L組 | 約6,500km | 約10〜12万円 | 約10,200km | 約15〜18万円 | 西部+メキシコ。ロサンゼルス起点が魅力。 |
💡 表の見方
- 移動距離・航空費目安は、各試合都市間をフライト換算したおおよその目安。
- 観戦効率◎なのは → H組(東部集中)、J組(北東部集中)、I組(西部集中)。
- 観光+冒険派におすすめなのは → A組・L組(メキシコ含む)、G組・K組(全米横断ルートあり)。
- 費用を抑えやすいのは → G組1位通過、K組2位通過(どちらも東部または南部集中)。
まとめ
- 移動が最も少ないのは → J組1位通過(約5,600km/9〜11万円)
- 移動が最も多いのは → H組2位通過(約14,300km/18〜21万円)
- 費用効率が良いのは → G組1位通過、K組2位通過
- 観光を含めて楽しめるのは → L組(LA・SF・メキシコ)、I組(西海岸都市)
総合まとめ
- 旅行効率トップ:H組・J組(東部集中)
- 観光もセットで楽しい:I組・L組(西部拠点)
- 冒険ルート好きにおすすめ:A組・G組・K組(メキシコ・南部・全米横断あり)
最後に
2026年W杯は、どのグループに入るかで「観戦旅行のしやすさ」がまったく変わる大会です。
日本が東部集中のH組・J組に入れば観戦効率は最高、西部集中のI組・L組なら観光満喫ルート、南部や全米横断のグループなら大冒険旅行になるでしょう。
抽選は2025年12月。結果が出たらすぐに航空券・宿泊を確保して、人生最高のサッカー旅を計画しましょう!